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住む

Case 01
Aさんの場合 都会からのIターン

Aさん
  • 性別 男性
  • 年齢 30代
  • 家族構成 妻、長男
環境
  • 都心の企業で働いている
  • 都心から少し離れた郊外の賃貸マンションに妻と4歳の子供と住んでいる
悩み
  • 仕事が忙しく帰りも遅い上に休みが不定期なので、子供と触れ合う機会も少ない
  • Aさんの暮らす地域では待機児童が多く、保育園に子供を預けられない
夢・願望
  • 老後は自然が豊かな環境で、自分の城を持って暮らしたい
  • 子育ての環境と自分自身の生活スタイルを見直そうと思っている

STEP01 相談

自分の地元が大阪府、妻の地元が石川県だったので、帰省の便も考慮しつつ周辺地域で移住先を探し始めました。
いくつかの候補の中に大野市が挙げられ、まずは大野市が委託している移住定住総合相談窓口「奥越前まんまるサイト」に移住に対する様々な想いや不安があると相談します。

STEP02 体験

奥越前まんまるサイトからは、一度大野に訪れてみては?と、個々の希望にあった現地案内や行程を作り上げる「あなた仕立ての移住体験プログラム」を紹介されました。そして、大野市を訪れた際に「こんなに自然が豊かな所で、家を持って暮らせると楽しいかなぁ」と思ったAさん。しかし観光気分で自然を眺めることと実際に自然と共に暮らしていくことでは全然違います。実際に訪れその土地で暮らす人たちや同じくよそから移住した人たちと出会い、自然、歴史、環境、生活について知識を深めます。

STEP03 すまい探し

ワークステイを体験して大野市のことをますます気にいったAさんは本格的に大野市への移住を考え始めます。当初は新築を考えていましたが、空き家情報バンクで見つけた空き家に興味を抱きます。さっそく見学に行き、気に入ったAさんは売買契約を結びました。Aさんはこのとき、暮らし住まいづくり支援事業(中古住宅を購入した場合の補助金)を利用しました。

STEP04 リフォーム

取得した空き家は自由にリフォームができる物件だったので、来年から小学生になる子供のために子供部屋のリフォームを地元業者に依頼しました。Aさんはこのとき、暮らし住まいづくり支援事業(購入した中古住宅のリフォーム工事補助)を利用しました。

GOAL!引越し〜新生活

購入した住居と市内での転職先が見つかり、いよいよ引っ越しです。
市へ転入手続きに来た際に、U・Iターン移住就職等支援金(全国型)制度があることを知ったAさん。要件である「県内で週20時間以上の無期雇用」で就業が決まっていたため、申請が可能となる3ヶ月後に改めて市へ申請し、支援金と引っ越しにかかった費用の補助金の交付を受けることができました。
Aさんの大野市で新たな生活が順調にスタートしています。

AFTER

「いきなり都会から田舎に連れてこられた息子としてはまだ戸惑いがあるようで環境に慣れていないようです。虫獲り網と子供用の釣り竿を買って次の休みに息子を自然に連れ出してみようと思います。」

Aさんの受けた支援一覧

受けられる助成金の
最大支給額
190万円(住宅支援120万円+移住支援金70万円)
利用した
移住定住支援制度
移住定住総合相談窓口 地域文化課 TEL : 0779-64-4834
奥越前まんまるサイト TEL : 0779-67-1117
移住体験プログラム
空き家情報バンク
暮らし住まいづくり支援事業 中古住宅を購入した場合の補助金
(住宅取得価格の1/3。ただし、補助金額の上限は30~60万円)
中古住宅の取得と併せたリフォーム工事
(リフォーム費用の1/3。ただし、補助金額の上限は30~60万円)
大野市U・Iターン移住就職等支援金(全国型) 市内に移住する前の住所が3年以上県外にあった人で、県内で週20時間以上の無期雇用契約で就職や起業した人に支援金を支給します。また、就職や起業が市内だった場合は、引っ越し費用の補助、子ども一人につき30万円などが加算されます。(最大130万円。Aさんは夫婦及びお子さん一人との移住のため最大70万円)

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